TEAM-IFA会員インタビュー

TEAM-IFA会員様に会員としてのメリットや活動意義についてお伺いしました

福山 浩平 様
所属法人/エフピーフォース株式会社
所有資格/証券外務員1種、CFP®他

税理士法人、プロフェッショナルコーチ、生命保険を経て、2020年よりマニュライフ・ファイナンシャル・アドバイザーズ株式会社にてIFAに。1級FP技能士、中小企業診断士などの資格も持ち、得意分野は、資産形成・資産継承対策、経営コンサルティング経験を活かした「人生計画」と「事業計画」両視点からのアドバイス、税務対策・相続対策など。

『金融教育』の重要性が叫ばれる今、実務に通じたIFAが力を合わせる“TEAM-IFA”だからこそ、より適切な普及活動ができると感じています。
  • 日本IFA協会への入会のきっかけと協会への期待について

    日本ではまだまだ一般認知されていない『IFA』を普及啓発する組織を探している過程で、一般社団法人日本IFA協会の存在を知りました。実務に精通したプロのIFAが力を合わせる“TEAM-IFA”という独自のプラットフォームや活動内容に期待と可能性を感じ入会しました。入会後は、TEAM-IFA活動を通じて、専門分野での地域貢献・連携や、事業機会増加などの様々なメリットを感じています。今後、IFAに求められる社会的役割は、『一般の方』と『金融業界』に存在する金融の情報格差を埋めることであると考えています。日本IFA協会のような非営利団体こそが、IFAの役割を長期的かつ公正中立のスタンスで支援ができる組織だと期待をしています。

  • 現在の活動テーマと、TEAM-IFAでの連携について

    私のIFAとしての活動テーマは“『金融教育』と『コンサルティング』を通じての長期的な資産形成支援”です。自身がマンション(集合住宅)に住んでいることもあり、修繕積立金は将来、大きな社会問題になると思っており、その防衛策を考え、広める場をつくる活動に取り組んでいます。『修繕積立金のインフレリスク』の問題は、制度的・法的にも課題が多く、中長期的に続く問題だと感じています。この問題解決のために、マンション管理組合を中核に「居住者向け 資産形成セミナー」を企画・展開するプロジェクトを創り、立ち上げました。マンションは全国大都市に存在します。TEAM-IFAを通じて、毅然とした態度でこのテーマに一緒に取り組んでいただける、地域で活躍するIFAの方と連携しながら、一緒に事業展開をしたいと思っています。

岩崎 陽介 様
所属法人/株式会社Financial DC Japan(代表)、株式会社アイ・パートナーズフィナンシャル(所属)、株式会社A I Pコンサルタンツ(所属)
所有資格/証券外務員一種、1級D Cプランナー、他

略歴/野村證券株式会社にて総額100億円の資産運用アドバイス業務を経験し、数々の賞を獲得。入社以来同年代トップ1%の成績を維持し続け、海外留学生に選ばれ留学。帰国後、IFAとして独立。その後、確定拠出年金に特化した株式会社Financial DC Japanを創業。企業型確定拠出年金導入実績で全国1位を達成。

中小企業ではまだまだ普及が進んでいない企業型DC。
TEAM-IFAのプラットフォームで、IFAの方と連携して拡げていきたいですね。
  • 日本IFA協会への入会のきっかけと、
    協会への期待について

    日本IFA協会の理事長の正木さんより、協会の活動理念や事業活動をお伺いし、興味を持ったのが入会のきっかけとなりました。私自身が企業型確定拠出年金の導入・普及を行う活動を行っており、日々、他のIFAの方と連携する必要性も感じていましたので、TEAM-IFAのプラットフォーム構想には期待感や納得感がありました。TEAM-IFA会員になってメリットと感じていることは、日本IFA協会が提案している「IFA事業者間連携」「IFAと企業との連携」「IFAと地域社会との連携」を実感できていることです。今後もTEAM-IFA会員として、I F A業界の発展に寄与できるよう精進していきます。

    確定拠出年金を通して、個々人の金融リテラシーが向上し、一人でも多くの方が、お金の悩みのない老後を過ごしていただくために。
  • 現在の活動テーマと、TEAM-IFAでの連携について

    現在注力しているのは、多くのメリットがある企業型DCを中小企業に普及させるということです。まだまだ、企業型DCへの加入企業の多くは大企業です。それを中小企業に広げていくことで、社会課題のひとつである老後資金の不安問題の解消にもつなげていきたいと考えています。中小企業に広げていくには、IFAや税理士、地銀など、経営者とつながりのあるパートナーとの連携は必要不可欠です。そのため、IFA向けに企業型D C導入支援サービスを開発・提供を行っています。TEAM-IFAのプラットフォームを活用し、多くのIFAの方と一緒に企業型DCを広めていきたいですね。

    2022年4月に青春出版社より、書籍『頭のいい会社はなぜ、企業型確定拠出年金をはじめているのか』を出版。発売後たった2週間で重版決定。
原田 茂行 様
所属法人/株式会社アイ・パートナーズフィナンシャル(所属)、一般社団法人シニアウェルスライフ協会(代表)、JACO不動産株式会社(代表)
所有資格/日本証券アナリスト協会検定会員、国際公認投資アナリスト、他

略歴/大和証券、日興証券、野村證券でのファイナンシャルアドバイザーを経て、2010年に独立、アイ・パートナーズフィナンシャル所属IFAとなる。得意分野は老後資産対策、相続対策、終活サポート全般、および日本株を中心とした中小型株投資など。

TEAM-IFAを通じて、IFAの方と連携しながら、お客様の人生をより豊かにする提案・サービスを提供していきたいと考えています。
  • お客様の信頼につながる、IFAの役割と可能性について

    IFAは、資産運用をきっかけにお客さまのさまざまなライフイベントに関わる機会があります。例えば、お客さまの年齢の経過とともに長年担当していたお客さまご本人、またはお身内が老人ホームへの入居を検討なさるといったことがあるかもしれません。その場合、まとまった入居費用が必要になったり、それまでのお住まいの処分をしたりすることも少なくありません。長年資産運用のお手伝いをしてきたIFAが、老人ホーム選びのお手伝いをしたり、その先のキャッシュフローをシミュレーションしたり、ご自宅の処分のお手伝いまで出来れば、お客さまはそれぞれの検討や作業の手間を最小限に抑えられ、よりスムーズに新生活への準備にとりかかれます。それは、お客さまの大きな信頼に繋がることだと思います。

    日々、追求しているのは「お客様の人生をより豊かにするにはどうしたらいいか」ということです。
  • 現在の活動テーマと、TEAM-IFAでの連携について

    私は“生涯の生涯のお付き合いを通して顧客満足度の向上を”をテーマに活動しています。そして、特にお客様の人生の豊かなラストステージに向けて、「初めて」や「重要」な決断のご支援・サポートに力を注いでいます。例えば、老人ホーム選びやご自宅の売却、保険の提案など、それぞれの取り扱いを個別に頼むと、選べる老人ホームや保険会社が限定され、さらには思い出のあるお住まいの売却価格も業者主導となることも考えられます。大切な老後の住環境や資金作りには幅広い選択肢が重要ポイントになってきます。今後、TEAM-IFAでの活動、シニア施設紹介サービスを通してIFAの皆さまと連携することで顧客満足度の向上に努めてまいりたいと思います。

    2020年6月、実践的な投資法を講座形式で記した「本当に儲かる『株』講座」を幻冬舎より出版。
石黒 元章 様
所属法人/株式会社アセットワークス(所属)
所有資格/証券外務員(一種)

略歴/1986年証券会社入社、横浜にて営業職として着任。2005年IFA登録。現在長野県松本平の中小企業向けにチームを組みDC業務に力を入れております。

金融市場の変革期の今だからこそ、チームIFAとしてフィデューシャルデューティを共有しながら活動することに大きな意義があると思います。
  • 金融市場における課題とチームIFAの役割

    現在日本の金融市場は、大きく変わろうとしている非常に重要な局面をむかえています。 2024年スタートの新NISA、確定拠出年金(DC、イデコ)など国策として今後いかに持続性をもって育てていくのか、そしてそれらをどう各自の資産構築に効率的に組み入れていけるのか。
    今、チームIFAの力を結束、共有してお客様の将来の資金準備のお手伝いできる最良の場面ではないでしょうか。
    それにはお客様お一人お一人のお話を伺いながら共に考え行動に移していただく。貯蓄から投資へ、資産構成が少しづつ変化していますがその必要性を日本国民全体に理解していただくことは金融業全体の課題です。

  • チームIFAの存在意義確立のために

    日本は人口減の中、少子高齢化がすすみ経済成長の鈍化傾向も懸念され、長く続いたデフレからインフレへの劇的な変化にも対応が必要となってきています。
    更に世界レベルでは感染症問題、戦争、異常気象など乗り越えなければならない課題が山積しています。それでも経済活動は続き人々は豊かな生活を望み活動しています。
    お客様の声をお聞きし、各IFAが丁寧に仕事をしながら将来お客様に本当に喜んでいただく、それは簡単なことではないでしょう。時間もかかる仕事です。
    そんな状況の中、チームIFAがフィデューシャルデューティを共有して、喜びを分かち合える時こそ存在意義が確立されると考えています。

協会事務局からIFA事業者へのメッセージ
一般社団法人 日本IFA協会
顧問高木 典子
新卒で大手証券会社に入社。その後、外資系投資銀行(法人部門)、外資系銀行(個人金融)に転職。17年間の金融機関勤務後、中立公正な立場を守るため、ファイナンシャルプランナーとして独立。
現在は、大学の非常勤講師をはじめ、学校や企業、金融機関でのセミナー講師を中心に、金融・投資教育専門のFPとして活動。
今、IFA事業者に求められているのはお客様のニーズに“適切”に、“具体的”に応えられる力

学校教育で投資が導入されると騒がれていますが、投資のやり方を教科書的に学んだとしても、自分の経験・目的・資産額などに合った運用をすることは難しく、結局諦めてしまうか、自分に合わない金融商品を購入して後悔する方もいらっしゃいます。また、実際の口座の開設方法や、具体的な商品を選ぶことを教えてほしいという声も多く、そのようなニーズに応えられるのがIFAだと思っています。
国が積極的に「個人の資産形成支援」に舵を切り、節税制度の間口を広げ、運用期間を長期化するなど 社会構造自体に大きな変化が見られます。お客様の資産形成の伴走者として、走りながら目標再確認、計画修正などアドバイスができるIFAに寄せられる期待は大きいと思います。

TEAM-IFA会員として求めている会員像は『顧客第一主義』『IFA宣言』を実践・体現されている方

TEAM-IFA会員として一番求めている会員像は、当たり前のことですが、顧客第一、顧客の立場になって考えられることに尽きます。
せっかく、これからIFAという職業が世間に広まって活躍していこうとしているのに、自分の利益ばかり考えた一部のIFAにより悪いイメージがついてしまわないよう、常日頃から「私はIFAです!」と胸を張って言えるような活動を皆さんで行っていけると良いですね。TEAM-IFAが掲げる「IFA宣言」は理想のIFA像をイメージしております、IFAさん個々人が発揮できる力は大きくはありません、しかしチームとして変幻自在な柔軟性のある集団“TEAM-IFA”は大きな可能性を見出せる集団になれると思います。